弁理士は独学でなれる?

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弁理士は独学でなれる?

弁理士の国家試験は、数ある国家試験の中でも難易度が高いことで知られていて、合格率は常に10パーセントを切っています。受験するためには特に条件が定められていませんので、学歴や年齢、実務経験に関係なく誰でも受けることができます。しかし、実際には理系もしくは法学大学や大学院の出身者が、合格者のほとんどを占めています。それだけ、レベルの高い試験だと言うことができるでしょう。もちろん、中には独学で資格を取得した人もいますが、ほとんどの場合、独学では試験合格は難しく、専門の予備校や試験対策を行う講座に通う人で占められています。

というのも、弁理士の試験は特許申請に関係する法律だけでなく、特許ケースの大半を占める工業関連の知識が必要とされるからです。扱う範囲がかなり広くなっていますので、正確に的を絞って勉強を進めていかなないと、とても勉強が追い付きません。それに加えて、特許関連の法律は他の法律と比べても速いスピードで改正されることが多いので、毎年最新の情報を入手する必要があります。重要な法改正については出題される割合が高いので、こうした最新情報についていくことができないと、合格が難しくなってしまいます。こうしたことから、個人で入手できる情報には限りがありますので、独学ではなかなか合格で難しいのです。

さらに、工業関連の知識も必要とされ、この分野も変更や最新情報の更新が早いものです。IT関連の特許など新しい分野も出ていますので、要点を絞って勉強を進められる体制を採っていないと時間だけが過ぎてしまい、重要なポイントの学習がなかなかできないという事態にもなりかねません。こうしたことから、できるだけ予備校に通うなどして、勉強を効率よく進められる工夫を取る方が良いでしょう。

こうした専門の講座は費用がかかりますが、弁理士の資格を取ってそれで稼げることを考えると、将来のための投資としては無駄でないことが理解できるでしょう。弁理士の資格保有者は雇用が安定していますし、年収も他の専門職より高めとなっています。たとえ、資格取得のための講座費用がかかるとしても、すぐにその分を取り戻すことができるでしょう。独学だと何年もかかってしまうようなケースでも、的確な受験対策をしてくれる学校に通えば一年で合格できることもありますので、学校費用が無駄になることはないでしょう。できるだけ早く資格を取ってすぐにそれを仕事に活かせるような方法を探すことが肝心です。

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