弁理士の転職TOP >> FAQ >> 弁理士を辞めたい時は?
自分が好き好んで就いた仕事でも、誰でも一度くらいは辞めたいと考えることがあるのではないでしょうか。弁理士という資格は知的財産の保護にかかわる大変やりがいのある仕事なのですが、大変な点も多々あります。仕事が大変になってくると、辞めたいと思う事も出てくるのです。知的財産を保護するためには、特許庁に明細書を作成して提出するのですが、書類の作成提出にも期限があります。よって弁理士の仕事は常に期限に追われながら行うことになります。しかも特許や商標出願が集中してしまうと、非常に忙しく一人で何件もの案件を同時並行で進めていく必要が出てきます。仕事が集中する時期は忙しくて毎日のように残業したり、土日祝日も休日出勤したりして、自分のプライベートの時間を削って仕事に没頭しなくてはいけなくなります。そういった日々が続いてしまうと、なんでこんなに仕事をしなくてはいけないんだろうと、辞めたい気持ちが怒ってくるのです。
弁理士の仕事は資格を持っているから一生安泰というわけではありません。弁理士は実力主義という大変シビアな世界です。意匠や商標と比べて特許関連の明細書を作成するときは、高い技術を必要とし、それが結果としてはっきりと出てくるのです。他の弁理士さんと比較されることも多々ありますし、また法律の改正も多いためそれに柔軟に対応すること、新しい知識を貪欲に吸収する姿勢が見られないと、弁理士としてよい結果を残すことが難しくなるのです。こういった競争に疲れてしまう、優秀な弁理士さんと比較されてその結果にがっかりするといったことが続くと、自分は弁理士として向いていないのでやめた方がいいのではと考えてしまうのです。
特許出願に必要な書類は明細書の作成になります。特許でも商標でも意匠でも特許庁にそれを特許や商標として認めてもらうためには、明細書の提出が必須になります。この明細書なのですが、たったの数ページではなく数十枚に渡るほど膨大な量を書く必要があるのです。もちろん技術を保護するための特許を出願する際は、専門的な技術用語を使うこともありますが、基本的には誰にでもわかりやすい表現にしなくてはいけませんので、難しい用語をわかりやすく書くためにかなりの集中力が求められます。最初は明細書を書くのに慣れていませんので、就職先の上司に表現について直される点も多く出てくるのです。なかなか明細書が思ったように書けないと、弁理士として働く自信を無くしていくのです。
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