弁理士の転職TOP >> 条件別の弁理士の求人 >> 未経験可の弁理士の求人
未経験可としている弁理士の求人案件を探すには、まずは大手の特許事務所や弁護士事務所からスタートするといいでしょう。スタッフが100人を超えるような事務所においては、新卒組や転職組のスタッフのために、独自の教育制度を整備しているところが少なくありません。というのも、こういう大手の事務所の場合、同じ特許申請の業務であっても、それぞれのやり方、手順を決めているのが一般的ですので、これまで弁理士としての経験があるひとであっても、一定期間オリエンテーションや研修を受けなければなりません。
弁理士として登録をするためには、年1回の国家試験をパスするだけではなく、決められたカリキュラムをこなす実務修習もクリアしなければなりません。これは、通信教育と座学の組み合わせで構成されていて、弁理士として仕事をするにあたって知っておくべき基本的な知識を再確認したり、心構えを学んだりすることを目的としています。これらの過程を無事に修了することによって、実践に備えたスタンダードなことを学ぶことはできますが、実務を行うにあたっては、やはりそれぞれの勤務先でのナレッジを吸収する必要はあります。そのため、こういった教育システムが導入されているのは、とても合理的です。
未経験で弁理士になるための転職活動をより有利にすすめるにあたっては、英語力に優れているか、大学や大学院などで研究開発に携わった経験がある、あるいは理系の大学を卒業しているなどの要素のいずれかがあるといいでしょう。弁理士と言うと、特許の申請を代理で行うだけというイメージをいまだに抱いているひとがいるかもしれませんが、現代の弁理士は、企業の商品開発の段階からプロジェクトに参加し、企業の海外展開に関して特許の観点からサポートを行うなど、グローバルな活躍をすることが期待されています。この傾向は今後ますます強まっていくでしょう。
また、周囲のひととコミュニケーションをとることが得意であったり、高い弁論スキルがあったりすることも、弁理士として働くためには必要な素養です。そして何よりも、ひとつのことをとことん突き詰めて考えることをいとわない性格であることは、弁理士として飛躍するための大きなポテンシャルになります。ワールドワイドなフィールドで仕事をするのは華々しい印象がありますが、弁理士はクライアントの新技術や新発想を権利化し、その権利を守り抜くことが最大の使命です。
サービス名 | 料金 | 転職エリア | |
---|---|---|---|
![]() |
リクルートエージェント | 無料 | 全国 |
|