弁理士の転職TOP >> 条件別の弁理士の求人 >> 40代向けの弁理士の求人
40代でこれから弁理士として転職活動を行うにあたっては、弁理士資格をできるだけ取得してからスタートすることをおすすめします。弁理士という職業は、国家資格であることはもちろんですが、資格を取得した後にも通信講座や座学などで決められたカリキュラムをこなしてからでないと、公的に登録することはできません。そのため、資格を取得せずに転職した場合、実際に弁理士として仕事ができるようになるまでには、まとまった期間が必要になります。転職活動を行う前に資格を取得していれば、採用側もその後のスケジュールを立てやすく、採用される可能性もより高まります。
弁理士資格のための試験は、毎年1回だけ開催されます。まずは、5月に短答式の筆記試験が開かれます。5つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式で、特許や実用新案、意匠、トレードマークなどに関する法律や条約、不正競争防止法や著作権法などについて、60問が出題されます。それにパスすると、今度は7月に論文式試験を受けます。これは工業所有権に関する法律や数学、物理、生物、応用力学などの専門科目などから、3つの科目を選択して回答します。論文試験を無事にパスすると、最後に口述試験が待っています。10月に開かれ、面接方式で10分程度実施されます。その結果は11月上旬に発表され、名前の載っているひとが、晴れて弁理士資格を取得することになります。
このように、弁理士資格を取得するまでには、相当の時間を勉強に費やす必要があります。大学や大学院で理系の勉強をしていたひと、開発系の研究を行っていたひとであれば、ある程度の素養があるのでショートカットをすることはできますが、法令に関する科目については、ほとんどのひとが初めてになるでしょう。言葉の使い方が特殊であったり、なかなか理解しづらいところがあったりしますが、参考書や通信教育システムを利用して、効率的に行いましょう。
無事に弁理士の卵として転職をすることができれば、20代、30代のうちに蓄積してきた社会人としてのキャリアを活用しつつ、一人前の弁理士としてバリバリ仕事ができるように、努力を積み重ねましょう。年代的にはマネージメントにも着手をしていくことが期待される時期です。特に営業職としてのバックグラウンドがあれば、経営面でのサポートも期待されますので、1日でも早く自分のポテンシャルを開花できるように、努力を怠らないようにしましょう。
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